ヨーロッパ南天天文台(ESO)のVLT(The Very Large Telescope)によって2004(平成16)年3月1日に発見され、過去最遠の銀河として発表されたもの。
しかしこれは、その後の観測で誤りであったことが確認されている。
赤方偏移量z=10で、値が二桁で発表されたのは、これが初であった。
宇宙の年齢がおよそ137億歳とすると132億3000万光年の距離にあると求められ、宇宙誕生から4億7000万年後の銀河ということになる。
つまり宇宙の晴れ上がり後の最初の世代の銀河であり、大銀河を形作る素となった最初の銀河ではないか、考えられた。
正確な赤方偏移量は定かではないが、2006(平成18)年9月に国立天文台が発表した遠い銀河の世界記録で、z=10は誤りであった旨、指摘している。