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SH-4

読み:エスエイチフォー
外語:SH-4
品詞:商品名,@部品
2007/05/23 作成
2007/05/24 更新

かつて日立製作所の半導体部門(現ルネサス テクノロジ)の開発した組み込み用32ビットRISCマイクロプロセッサコアの名で、SuperHシリーズの一つ。

マイクロプロセッサコアの処理性能は200MHz動作で360MIPS(Dhrystone)、1.4GFLOPSである。

なお、SH-4というのはあくまでもマイクロプロセッサコアの名であり、SH-4という製品はない。様々な周辺回路を実装しパッケージ化したものが実際の製品である。名称は二通りあり、SH7xxxというのがグループ名で、この中で仕様に応じてHD64x7xxxという型名が付けられ、製品として販売されている。

現在入手可能なものに、次のようなものがある。

  • SH7750シリーズ
    • SH7750S (200MHz)
    • SH7750R (240MHz)
    • SH7751 (167MHz)
    • SH7751R (240MHz)
    • SH7760 (200MHz)

Windows CEでもサポートされており、ペルソナ600やSEGAのゲーム専用機ドリームキャスト等で採用されている。

関連するシリーズは次のとおり。

仕様

  • 32ビット汎用レジスタ (16本、およびシャドウレジスタ8本)
  • 32ビット乗算器
  • 16ビットタイマ
  • ADコンバータ (10ビット×8チャネル)
  • DAコンバータ (8ビット×2チャネル)
  • DMAコントローラ
  • I/Oポート (8ビット×12本)
  • シリアルコミュニケーションインターフェイス
  • 割り込みコントローラ(INTC)
  • ウォッチドッグタイマ (WDT)
  • ユーザブレークコントローラ(UBC)
  • バスステートコントローラ(BSC) (ROM/SRAM/DRAM直結可能)
  • リアルタイムクロック(RTC)

基本的なアーキテクチャ

SH-4は、SH-1と同様に32ビットの汎用レジスタが16本あり、16ビット固定長の命令セットを使うことでコード効率を高めている。

アーキテクチャは2ウエイのスーパースケーラで、浮動小数点演算ユニット(FPU)とメモリ管理ユニット(MMU)が標準装備されている。

FPUが標準装備となったため、SH-3に対し浮動小数点命令23種を加え、91種の命令を搭載している。

128ビットグラフィックスエンジンが内蔵されており、三次元グラフィックスで多用されるマトリックス演算機能が搭載されたことで、4×4行列を使ったマトリックス演算が7プロセッササイクルで処理可能となる。