バックグラウンドで動作するプログラムのこと。こういったプロセスを「デーモンプロセス」という。
その機能から、時にサーバとも呼ばれることがあるが、内部の刺激で動作するものは特にデーモンといい、これをサーバとはあまり言わない。
デーモンという表現であれば、その両方を指すことができる。
オペレーティングシステム(OS)や場合によっては「ドライバ」と呼ばれることもあるが、ドライバが必ずしもデーモンであるとは限らない。カーネルに組み込まれることもあるからである。
デーモンは英語でdaemonと書く。daemonは日本では「デーモン」と読まれる単語だが、「何かやろうとした時出てくる便利な奴」という意味を込めて、あえて「ドラえもん」と茶化して読む人もいる。
そんなデーモンには二種類があるらしい。
ここでいうデーモンは前者daemonであり、「(人知れず仕事をしてくれる、便利な)小人さん」という意味で用いられる。
ちなみにBSDのマスコットキャラは、正式名称は無いらしいが一般に「BSDデーモン」(BSD Daemon)と呼ばれている。名前の由来は当然、このデーモンプロセスのデーモンである。トライデント(三叉の鉾)を持つなど守護神を意識してはいるが、その容姿から、やはり悪魔と俗称される。某ライバルOSのペンギンと違って可愛らしさが無い、などと言われているとかいないとか。
デーモンプロセスといえども、一般にはアプリケーションプログラムと同様に起動される。これを、バックグラウンドで動作させるようにする処理が必要である。
UNIXではこれが簡単で、プログラムはfork()し、その後親プロセスを終了させるだけで、基本的には完了する。あとは、必要な設定等を随時行なうことになる。inetdから呼ばれる場合は不要だが、さもなくば、一般的には次のような手順を踏むことになる。