プロセスを識別するために使われる、一意の番号のこと。PID、プロセス識別子とも。以下、PIDとする。
PIDは、waitpid()やkill()、あるいはsigsend()といったシステムコールの引数であり、ある特定のプロセスに対して何らかの処理を要求する場合、そのプロセスの特定のために使われる。
但し、あるプロセスから特定の他のプロセスのPIDを得る方法はなく、このためプロセスは、必要に応じてプロセスIDを書いたファイルを用意する。例えば、syslogdなら「/var/run/syslogd.pid」、httpdなら「/var/run/httpd.pid」、といった具合である。なお、このパス名は環境依存であり、OSによっては異なる場所に置かれる場合がある。
UNIXでは、/procディレクトリ以下に、現在ある全てのプロセスについての情報が置かれている。具体定期には、/proc/<PID>というディレクトリ(例えば、「/proc/12345」)があるように見え、この下に各種の情報がファイルの形であるように見える。
例えばUnixWareの場合、次のようになる。
-rw------- 1 root root 585728 Feb 27 13:50 as -r-------- 1 root root 32 Feb 27 13:50 cred --w------- 1 root root 0 Feb 27 13:50 ctl dr-xr-xr-x 1 root root 0 Feb 27 13:50 lwp -r-------- 1 root root 2436 Feb 27 13:50 map dr-x------ 1 root root 0 Feb 27 13:50 object -r--r--r-- 1 root root 260 Feb 27 13:50 psinfo -r-------- 1 root root 1088 Feb 27 13:50 sigact -r-------- 1 root root 1152 Feb 27 13:50 status
Linuxなどでは、更に多くの情報が参照できる。