EVRC

読み:イーヴィーアースィー
外語:EVRC: Enhanced Variable Rate Codec
品詞:名詞,+規格

cdmaOneで用いられている音声符号化方式の名。1997(平成9)年に EIA/TIAの標準規格 (IS-127) となった。

これは単純な波形符号化とは異なり、分析合成符号化、もしくはボコーダ(vocoder: VOice CODER)と呼ばれている方法で、波形の分析情報と、原音を生成するための情報という二つの情報に符号化する。

PHSADPCMなどと比較すると演算処理が重くなるが、情報量を小さくすることが可能なため低ビットレート回線でも使える圧縮技術として注目されている。実際には聴感特性を利用した非可逆圧縮なども併用し、更に情報量を小さくしている。

PDCフルレートV-SELPでは6.7kbps、PDCハーフレートのPSI-CELPは3.45kbpsと、非常に低いビットレートを実現している。交換条件として音質が犠牲になるが、このビットレートにしては高い音質を実現できている。