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国道256号
辞書:国土用語の基礎知識 一般道路名編 (EWL)
読み:こくどう-にひゃくごじゅうろくごう
外語:R256: Route 256
品詞:固有名詞

岐阜県岐阜市から長野県飯田市上村に至る国道。また、一部区間は酷道である。

目次
道路の情報

乗用車走行を前提とした区間は主として往復2車線。そうでないところは1〜0車線。

起点・終点
規制等
通称
バイパス

現在、各地でバイパスが建設中である。途中、幾つもある峠越え箇所(峠道)はどこも交通の難所で、これらの改良として随時トンネルが通される等している。代表的なものを幾つか記す。


岐阜駅高富線

これを著している時点では、岐阜市岩崎より山県市役所前までと、ここから現道に至る区間が供用済みで、旧道は市道(?)および県道(?)に降格となっている。

山県市役所前〜現道区間も現在は国道256号の指定を受けているようだが、バイパス全通時には現道とあわせて県道などに降格となるものと見られる。


タラガバイパス

タラガ峠超えの峠道は、幅員が狭くカーブも多く、また冬季には通行止となる交通の難所であった。そこで、この解消のため、タラガトンネルが掘られた。

このトンネルにより、峠越え約25分が6分に短縮され、また冬期も通行可能となった。

案内の看板
案内の看板

バイパスの起点である「ふれあい大橋」
バイパスの起点である「ふれあい大橋」

ふれあい大橋を横から
ふれあい大橋を横から

なお、タラガバイパスが接続される関市側は岐阜県道52号であったが、現道からトンネルまでの区間も国道に昇格となっている。

重複区間

重複する国道は次の通り。県道もいくつか重複しているが、略す。

道路の状況
峠道と生活道路

幾つもの集落を、を越えながら結ぶ道路である。

観光地(関市洞戸)は二車線、起点方向を望む
観光地(関市洞戸)は二車線、起点方向を望む

峠は狭路、終点方向を望む
峠は狭路、終点方向を望む

峠を越え東に至り、国道156号との接続付近(岐阜県郡上市八幡町相生)に至ると、舗装された綺麗な道路になる。

4車線工事中の東海北陸自動車道、終点方向を望む
4車線工事中の東海北陸自動車道、終点方向を望む

国道156号と接続する交差点と手前の橋。川は長良川。

林道との接続

峠区間には、いくつもの林道が接続されている。

中崎洞林道の入口/岐阜県関市板取
中崎洞林道の入口/岐阜県関市板取

中崎洞林道の標識
中崎洞林道の標識

なお「板取村」は現在、関市板取となっている。

タラガ谷〜大切林道の入口/岐阜県関市板取
タラガ谷〜大切林道の入口/岐阜県関市板取

タラガ谷〜大切林道の標識は埋もれている
タラガ谷〜大切林道の標識は埋もれている

終点付近

終点付近の小川路峠は不通区間となっており、車は通行できない。


終点の謎

終点は国道152号との交差点と見られる。実際に、起点と思われる丁字路交差点の案内標識には、曲がると国道256号に行けるうような表示があるが、実際に曲がってもそこには国道256号はない。あるのは長野県道251号上飯田線である。県道と国道の重複区間というものは珍しく無いが、ここは重複さえしていない。

つまり、交差点付近で国道256号なのは、交差点の場所だけということである。


上村側から小川路峠へ

上飯田線を北上し上村清水までいくと、左手に国道256号が現われるが、この道路はいわゆる点線国道である。

上村側入口は既に獣道と化しており、乗用車はもちろん、バイク、自転車ですら進入は不可能、徒歩でも進入は殆ど不可能という状態である。


今後の可能性

完全に放置された状態の国道256号であるが、すぐ北に国道474号三遠南信自動車道の矢筈トンネルが開通した。

国道474号も他区間はまだ開通していないが、国道474号と国道256号のどちらに力(予算と人員)を注ぐべきかを考えれば国道474号という答えが出るのは自明で、当分の間(あるいは半永久的に)国道256号は放置される可能性が高い。

道路の特徴
接続する主な道路

国道

地方道

岐阜県

長野県
並行する鉄道
沿道施設、観光地等
道の駅

沿道に道の駅は7つある。

トンネル
経由する自治体
岐阜県
岐阜市 ‐ 山県市 ‐ 関市 ‐ 郡上市 ‐ 下呂市 ‐ 加茂郡白川町 ‐ 東白川村 ‐ 中津川市
長野県
木曽郡南木曽町 ‐ 下伊那郡阿智村 ‐ 飯田市 ‐ 下伊那郡喬木村 ‐ (不通区間・小川路峠) ‐ 飯田市
リンク
探索報告ページ
国道256号線探索記
3ケタ国道走行記-国道256号線
国道を往く-国道256号線
道路の所属
一般国道
バイパス
タラガバイパス

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