通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

稲城大橋有料道路
辞書:国土用語の基礎知識 高速道路名・関東編 (EWHT)
読み:いなぎおおはし-ゆうりょうどうろ
品詞:固有名詞

稲城大橋で多摩川を渡る道路であり、過去有料道路だった頃、この名前だった。現在の呼称は定かではないが、単に「稲城大橋」と呼ばれることが多いようである。

以下は、当時の情報。

目次
情報
起点・終点
設計諸元
規制等
法定路線名
通称
沿革
通行料金

稲城大橋自体の料金は次の通りだった。

中央道に乗るためには更に中央道の料金が必要である。但し軽車両は中央道に入ることができない。歩道があり、歩行者・自転車は歩道を無料で通行できた。

また、次のような回数券も存在した。

 軽自動車等普通車中型車大型車特大車
11回券1,530円2,040円2,040円3,060円5,600円
60回券7,650円10,200円10,200円15,300円28,030円
100回券12,230円16,300円16,300円24,470円44,850円

次の場所で販売されていた。

回数券の販売は2010(平成22)年2月15日で終了した。払い戻しは、稲城大橋管理事務所では2010(平成22)年3月31日まで、東京都道路公社本社、JA東京みなみ稲城支店シンフォニー(農産物直売所)と郵送では2010(平成22)年6月30日(必着)まで受け付けるとしている。

状況
有料道路

多摩川に掛かる橋の渋滞緩和を目的に作られ、1995(平成7)年4月に開通し、東京都道路公社が管理していた。

一日2万2000台の利用を見込んだが、現実には一日約1万1000台、毎年約400万台(公社発表、但し報道では一日平均約9,500台)と低迷した。

建設費償還のため2024(令和6)年度まで有料とする計画であったが、不況もあってか利用は低迷を続け償還の目途が立たなくなったため、都は無料化に踏み切った。借入金の一括償還のため都の税金計41億円を充て、2010(平成22)年4月1日より無料化された。これに伴い、道路を管理していた道路公社は3月末で解散された。

2010(平成22)年1月25日に道路公社が発表したところでは、開通以来、約6千6百万台が利用したとする。

将来計画

現時点では、稲城ICは中央道の新宿方面にしか繋がっていないハーフインターチェンジで、八王子方面には現時点では接続されていない。

フルインターチェンジになる可能性もあったが、無料化されてしまったこともあり、財源がないことから今後の改善は期待はできない。

将来的な構想として、川崎縦貫道路が稲城大橋有料道路に接続され、中央道と高速湾岸線を結ぶ道路となる予定があったが、これも実現性については不明である。

特徴
接続する主な道路
沿道施設、観光地等
道の駅

道の駅はない。

主な橋
主なトンネル

トンネルはあるが名称は不明。

主な峠

はない。

並行する鉄道

特になし。

経由する自治体
東京都
稲城市 ‐ 府中市
リンク
用語の所属
東京都道
関連する用語
中央自動車道
川崎縦貫道路

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic