かなしみホッチキス製作による、Windows用の同人ゲームシリーズ「タオルケットをもう一度」三作目。
- ゲームジャンル: ロールプレイングゲーム
- 開発元: かなしみホッチキス(ゴミカス、ダークネス糞禿蛆虫)
- プレイ人数: 1人
ロールプレイングゲームである。
フィールドを移動してストーリーを進めていくウルティマスタイルを用いたフィールド移動型(ウルティマスタイル)のRPGで、「RPGツクール2000」を使用して製作されている。
本作には複数のバージョンが存在する。
「2」より未来の世界を舞台とする第三弾。
引越し用トラックの荷台に乗っていた「主人公」。段ボール箱の中で寝ていたら、交通事故の衝撃で段ボール箱ごと川に転落、そのまま謎の島に流されてしまった。以来、曲がり角の呪いにより、ロボットのようにしか歩くことができなくなった。
しかし、この時主人公は知らなかった。自分が、数百万年前からチビロボたちが探していた、4体の実験体のうちの1体だったことを。時が動き出してから数億年の歳月を経た今、再び物語は動き出したのである。
主人公の標準の名前は「もーちゃす」。
同時に行動できるのは四人まで。それ以上は、別行動や別れなどがある。
- 第一章 曲がり角の呪い。
- 第二章 タオルケットでかっちんこ
- 第三章 解凍日/開封日
- 第四章 No.3-No.3! けるぱぁすでぅーさ!けるぱぁすでぅーさ!
- 第五章 「ちゅん」の物語
- 第六章 ・・時差
- 第七章 ラザニア。ラザニア。ラザニア。
- 第八章 PPUさんとPPUさんとPPUさんと・・・・
- 最終章 たおるけっとをもういちど
会話時にキャラの顔画像が出る、攻撃時の効果(エフェクト)など、萌える方向への配慮が伺える。
また、タイトルやゲームオーバー画面に愛らしい絵が出るようになった。タイトル画像とあともう一枚は青髪のコンチェル。ゲームオーバー画像は、ラザニアではなく女子アナの光恵さんであるらしい。これらの絵は、別の人の作(元はファンアート)が採用された。
1は、3、2と違い、比較的簡単にゲームオーバーになるイベントが随所に存在するため、ゲームオーバー画面を何度も見ることになるだろう。
赤い×が伏線として登場する。忘れた頃に伏線が回収される。
アイテムとして「[月刊]牛ちゃん」という雑誌が登場する。1月号から12月号まで12冊登場するが、全部集めても無意味である上、12月号のオチが酷い。
主要な登場人物。
- もーちゃす
- 主人公の少年。アイドル牛「牛ちゃん」の大ファンで、「[月刊]牛ちゃん」なる雑誌を定期購読しているらしい。
- 無口。すぐ凍る。
- 現世では主要キャラ中、最後まで人間として生き残る少年である。
- コンチェル
- 青い髪に赤いリボンのヒロイン。曲がり角の呪い島に集まった四人のうちの一人。
- もーちゃすと同じ学校に通う。もーちゃすのことが好き。
- ラザニア=おぃちーず
- 灰色の髪に黄色いリボンの女の子。曲がり角の呪い島に集まった四人のうちの一人。
- もーちゃすと同じ学校に通う。もーちゃすのことが好き。
- ぱりぱりうめ
- 茶髪でポニーテールの女性で、人妻。曲がり角の呪い島に集まった四人のうちの一人。略して「PPU」。
- 2に登場する同名のキャラとほぼ同じ姿だが、同一人物なのかは不明である。
- アームストロングたん
- 女の子型のロボット。本作の萌えキャラの一人でもある。
- もめん
- ポン族の男性で、アームストロングたんの開発者。
- ちゅん
- ひな鳥。世の輪廻と喩えようのない無常観を体感する。
- コンチェルロボ
- チビロボが作った、コンチェルを擬人化したロボット。四角い。
- コンチェル型ロボット No.3と呼ばれている。
- けるばぁす
- 地球のそばにある黄色い惑星に住む生物。あるNo.3の最後を看取った。
- ゲーム中にはその名が出てこない。
- なお、シナリオファイルによれば惑星の名は「惑星けるばすでぅーさ」で、生物の名は「けるばぁす」とされる。但し章の開始時に表示されるのは「けるぱぁすでぅーさ」である。異星語はとても難しい。
タオルケットをもう一度 1.1 http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se474237.html
タオルケットをもう一度 1.02 http://www.freem.ne.jp/game/win/g02167.html
- タオルケットをもう一度 (2010-11-23) 1.01

関連するリンク
【手描きアニメ】タオルケットをもう一度 FlashPV
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