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アントラセン
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質編 (NSUB)
読み:アントラセン
外語:anthracene
品詞:名詞

ベンゼン3個がオルト縮合したアセン類多核芳香族有機分子で、有機半導体。可燃性で、火災や爆発の危険性あり。

分子式C14H10。構造式(C6H4CH)2分子量178.23。融点217.5℃、沸点340℃。CAS番号120-12-7。ICSC番号0825。別名Anthracin、Paranaphthaleneなど。

アントラセン
アントラセン

三個の六員環のうち、二重結合を三つ持つものは二つだけで、残る一つの二重結合は二つだけである。このため芳香族性が低下し不安定となる。

また、この構造を基本型として、更に幾つかのベンゼン環が縮合した分子も多数あり、このような物質を総じてアントラセン類と呼んでいる。

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関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
用語の所属
多核芳香族
関連する物質
アントラキノン

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