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クロック |
辞書:科学用語の基礎知識 半導体用語編 (IYIC) |
読み:クロック |
外語:clock |
品詞:名詞 |
ディジタル回路において、動作の同期を取るために用いられる同期信号のこと。英語で「時計」の意。クロック信号とも。
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概要 |
通信やマイクロプロセッサーの動作はクロック同期型が多く、このときに使われる同期信号がクロックである。
クロックは正弦波や矩形波であるため周波数が存在し、この周波数をクロック周波数という。
特徴 |
水晶振動子 |
ディジタル回路であるので、矩形波であることが理想的ではある。
実際、通信のタイミング用パルス信号は矩形波であることが多い。
CPUなどマイクロプロセッサーの波形も当然ながら矩形波が望ましいが、しかし実際の水晶振動子が出力する波形は、殆どの場合で正弦波である。従ってCPUなどへの入力は多くの場合、正弦波か、波形が劣化した三角波となっている。このような入力を想定する場合、CPU内部にフリップフロップを用意してパルスに変換する。
またクロックモジュールとして水晶振動子にフリップフロップなど発振回路を加え矩形波を出力するものを使用することもある。
IC制御 |
シリアルバスは、最低限、クロック線とデータ線があれば実現できる。
この時、I/Oポートに各々を接続し、ソフトウェアでHI/LOWを制御することで通信をする。
あらかじめデータ線にHI/LOWどちらかを出力したあと、クロック線を変化させることで伝送する方式が多い。
こういった場合のクロック信号は、その特性から矩形波またはそれに近い波形である。
リンク |
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