ゼタ - 通信用語の基礎知識

国際単位系のSI接頭語の一つ。10の21乗の意。10垓。記号は大文字の「Z」である。

概要

用途
由来

一覧

概要

用途

ヨタの1/1000、エクサの1000倍である。

由来

Zettaはラテン語で7を意味するseptemを語源とする。

頭がsでなくzなのはラテン語のseptemと区別するためと、ラテンアルファベットの最後Zに由来しているとされている。

7というのは、3桁ごとに区切って7番目つまり10の3×7乗というところから。

一覧

SI的に可能性のありそうな単位は次の通り。実際には、その殆どは使用実績が無い。

基本単位
- Zm ‐ ゼタメートル (長さ)
- Zg ‐ ゼタグラム (質量)
- Zs ‐ ゼタ秒 (時間)
- ZA ‐ ゼタアンペア (電流)
組立単位
- ZHz ‐ ゼタヘルツ (周波数)
- ZN ‐ ゼタニュートン (力)
- ZPa ‐ ゼタパスカル (圧力・応力)
- ZJ ‐ ゼタジュール (エネルギー・熱量)
- ZW ‐ ゼタワット (仕事率・工率)
- ZC ‐ ゼタクーロン (電荷・電気量)
- ZV ‐ ゼタボルト (電位差・起電力)
- ZF ‐ ゼタファラッド (電気容量)
- ZΩ ‐ ゼタオーム (電気抵抗)
- ZS ‐ ゼタジーメンス (コンダクタンス)
- ZWb ‐ ゼタウェーバー (磁束)
- ZT ‐ ゼタテスラ (磁束密度)
- ZH ‐ ゼタヘンリー (インダクタンス)
- Zlm ‐ ゼタルーメン (光束)
- Zlx ‐ ゼタルクス (照度)
- ZBq ‐ ゼタベクレル (放射能)
- ZGy ‐ ゼタグレイ (吸収線量)
- ZSv ‐ ゼタシーベルト (線量当量)
併用可能単位
- ZL ‐ ゼタリットル (体積、容積)
- Zt ‐ ゼタトン (容積)
- ZB ‐ ゼタベル (比の対数)
- ZeV ‐ ゼタ電子ボルト (エネルギー)
- Zua ‐ ゼタ天文単位 (長さ)
- Za ‐ ゼタアール (面積)
- Zbar ‐ ゼタバール (圧力)
- Zb ‐ ゼタバーン (面積)
非SI単位
- Zerg ‐ ゼタエルグ (エネルギー)
- Zdyn ‐ ゼタダイン (力)
- ZP ‐ ゼタポアズ (粘度)
- ZSt ‐ ゼタストークス (動粘度)
- Zsb ‐ ゼタスチルブ (輝度)
- Zph ‐ ゼタフォト (照度)
- ZGal ‐ ゼタガル (照度)
- ZMx ‐ ゼタマクスウェル (磁束)
- ZG ‐ ゼタガウス (磁束密度)
- ZOe ‐ ゼタエルステッド (磁界の強さ)
- Zcal ‐ ゼタカロリー (熱量)
- ZCi ‐ ゼタキュリー (放射能)
- ZR ‐ ゼタレントゲン (照射線量)
- Zrad ‐ ゼタラド (吸収線量)
- Zrem ‐ ゼタレム (線量当量)
- Zγ ‐ ゼタガンマ (磁束密度)
- ZJy ‐ ゼタジャンスキー (電磁波束)
- ZAh ‐ ゼタアンペアアワー (電荷・電気量)
情報処理
- Zb ‐ ゼタビット (情報量)
- ZB ‐ ゼタバイト (情報量)
- ZPx ‐ ゼタピクセル (画素数)

リンク

用語の所属

単位接頭語
関連する単位

ヨタ