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ナファゾリン塩酸塩
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI)
読み:ナファゾリン-えんさんえん
外語:Naphazoline Hydrochloride
品詞:名詞

血管収縮剤。点鼻薬や点眼薬に使われる。「塩酸ナファゾリン」とも。

目次
情報
基本情報

ナファゾリン塩酸塩
ナファゾリン塩酸塩

誘導体、関連物質の例
特徴
作用機序

血管を収縮させる。

これにより、点眼であれば結膜(白目部分)の充血の抑制、点鼻であれば鼻粘膜の膨張を縮小させ鼻づまりの改善、傷薬として止血、などの効果がある。

しかし身体依存性が高く、多用すると逆効果にもなる。

副作用など

効果は劇的であり、感動的ですらある。鼻が詰まり呼吸困難であっても、点鼻スプレーを一吹きするだけで瞬く間に症状は改善する。

使用時の刺激が強いこともあるが、それ以前に身体依存性が非常に強い。

連用すると鼻の粘膜の肥厚が発生し、ナファゾリンを使用してこれを抑えなければ呼吸ができなくなるという、身も蓋もない問題が発生する。ある種の離脱症状である。長期連用は避けなければならない。

規制区分
製品例
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関連する用語
血管

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