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酢酸
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・脂肪酸編 (NSUBNAF)
読み:さくさん
外語:acetic acid
品詞:名詞

有機酸(カルボン酸)の一つで、炭素数2の飽和脂肪酸。飽和脂肪族モノカルボン酸。弱酸。エタン酸とも。

目次
物質の情報

酢酸
酢酸

常温常圧では、独特の強い臭いを持つ液体。

濃度が99.0%以上のものは氷酢酸という。これは低温で氷のような結晶ができることに由来する。

物質の特徴

酸化剤や塩基と激しく反応し、水素を発生させる。

若干の毒性があり、消化管への影響により胸焼けや便秘などを起こすことがあるが、適量を使う分には大きな影響はない。

風味等

酸味がある。

安全性

法規制など

危険性

有害性

皮膚にかけると水ぶくれになる。取り扱いには要注意。


環境影響
物質の性質

調理等に使うお、つまり「食酢」には、アルコールを酢酸発酵させて作る「醸造酢」や、酢酸の水溶液に調味料を加えた「合成酢」などの種類がある。

どちらにしろ、食酢とは酢酸以外の成分を含むものであるので、CH3COOH≠お酢となる。つまり、「酢酸」のことを「お酢」と呼ぶことは不適切である。

リンク
関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
MSDS: 酢酸
用語の所属

カルボン酸
カルボキシル基
関連する物質
無水酢酸
酢酸エチル
酢酸鉛
関連する用語


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