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パラジクロロベンゼン
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質編 (NSUB)
読み:パラジクロロベンゼン
外語:pDCB: p-Dichlorobenzene
品詞:名詞

揮発性の有機塩素化合物の一つ。ベンゼン環に塩素が2個、パラ位に結合したもの。

目次
物質の情報

パラジクロロベンゼン
パラジクロロベンゼン

誘導体、関連物質の例
物質の特徴

揮発性が強く引火しやすい。

安全性

危険性

有害性

環境影響

魚類で生物濃縮が起こることがある。

物質の性質
用途

最も生活に身近な例は洋服だんすで使う「防虫剤」であり、独特の臭いがある。

食品への混入

2008(平成20)年10月22日、日清食品のカップヌードルにパラジクロロベンゼンやナフタレンが混入し、これを食べた老人が嘔吐、舌の痺れなどを訴える事件があった。

翌日2008(平成20)年10月23日には、日本生活協同組合連合会(生協)の販売した「CO・OPカップラーメン」(日清食品のOEM)からも、一ヶ月前に同成分が検出されていたことが発表された。

混入経路は定かではない。また、両者は製造工場が異なる。

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