通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

伴性遺伝
辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO)
読み:ばんせい-いでん
品詞:さ変名詞

X染色体上にある遺伝子によって発現する遺伝のこと。

目次
概要

人間の場合、男性の性染色体はXY、女性はXXなので、男性で発現しやすい(確率50%)。

女性は発現しなくても1/2の保因者となり、その女性が子供を産めば、その子は1/2の確率で、男児なら発現、女児なら保因者になることになる。

遺伝病との関係

つまり、子に伴性遺伝の遺伝病が発現した場合、突然変異でない場合は、子が女なら両親共に、男なら親のどちらか(一般的には母親)が保因者ということになる。

人間の伴性遺伝病は約200種類が知られ、無γグロブリン血症やデュシェンヌ型筋ジストロフィーなどがある。

リンク
他の遺伝
優性遺伝
劣性遺伝
関連する用語
遺伝子
X染色体

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic