通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

動物界
辞書:科学用語の基礎知識 生物名・動物編 (BBNA)
読み:どうぶつ-かい
外語:Kingdom Animalia
品詞:名詞

動物が属する界。六界説五界説四界説三界説二界説などの一界である。

目次
情報
分類

動物の階層は、現在は研究段階である。▼は未整理の階層。

界説による差

動物界は、かつて存在した二界説から五界説六界説などまであった、多くの「○界説」に必ず存在した。

五界説における動物界は、二界説の動物界から原生生物界を抜いたものに概ね等しい。

但し現在は○界説という分類は使われていない。従って現在は、この○界説で示される動物界とは必ずしも一致しない範囲を「動物」として扱っている。

概要

いわゆる動物とは、近年の生物の分類方法で「オピストコンタ」のうちの後生動物(Metazoa)が該当する。

特徴
種類

動物が何種類存在するのかは定かでは無いが、一説によれば100万種。それほどに多様性に富んでいる。

現在、地球上に存在する動物の約8割は節足動物門に属する節足動物だとされている。節足動物もまた多様性に富むが、いわゆる昆虫が節足動物の代表である。

動物を大きく分けると、脊椎を持つ脊椎動物と、脊椎を持たない無脊椎動物に分類でき、人間と虫のような動物の区別に使われることがあるが、実は脊椎を持つのは脊索動物門のさらに一部だけで、全体からすると少数派である。

生態

動物は、基本的に従属栄養生物であり、体外から栄養を摂取するために「動く」能力を持っている。

繁殖は有性生殖により、精子卵子を用いる。

動物界の門は、分類方法によっても様々だが、概ね30から40前後に分けられる。現在は分子系統学における研究が進んでいるさなかであることから、今後の研究に応じて、分類法も大なり小なりの変化が生じると見込まれる。

門は多数あるので、分類学上の階層が未確定のものも用い、階層的に分類する。

リンク
用語の所属
動物
関連する用語
二界説
五界説

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic