通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

GOT
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・生体物質編 (NSUBNBL)
読み:ジーオウティー
外語:GOT: Glutamic Oxaloacetic Transaminase
品詞:名詞

血清酵素の一つで、グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ。以前はASTとも呼ばれていたが、徐々にGOTに変わりつつある。AST(GOT)やGOT(AST)などの併記がよく見られる。

目次
情報
概要

GOTは肝細胞、心筋、赤血球などに多く含まれているが、中でも肝細胞に多く存在する。

何らかの理由で肝細胞が破壊された場合、血中GOTレベルが顕著に上昇するため、これらを判断する指標として有効とされる。健康診断血液検査などでも検査の対象となっている。

健康診断では、10〜40IU/l 程度が基準である。

同様の酵素であるGPTとの違いを見て、肝臓の症状を判断することができる。

特徴
GOTとGPT

GOTとGPTは肝臓、心臓、筋肉などに存在するが、異常時は似た症状を示す。

GOTだけが上昇することはまずなく、両者が同時に症状する場合は肝臓の異常を疑い、GPTが上昇する場合は心筋や骨格筋に異常が生じていることが疑われる。

判断

GOTとGPTから、次のような症状を仮定することが出来る。

状態
リンク
用語の所属
酵素
関連する用語
健康診断
GPT

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic