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ROM |
辞書:科学用語の基礎知識 電子部品編 (NELECP) |
読み:ロム |
外語:ROM: Read Only Memory |
品詞:名詞 |
読み出し専用のメモリー。通常のメモリーアクセスでは読み出ししかできないメモリー。
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概要 |
読み出すべき内容はあらかじめ書いておく必要があるので、少なくとも一度は書き込む手段は存在するが、CPUなどからの通常のメモリーアクセスでは書き込み・書き換えができない。
一般に、単にROMといえば、電子回路に使うチップ型の部品をいう。
コンピューター業界では、CD-ROMやDVD-ROMなど、非チップ型の読み出し専用媒体も「ROM」と呼ぶことがある。
特徴 |
チップ型ROMには次のようなものがある。
ICのパターンの段階で焼き込んであるもので、量産品に使用される。消えない。書き換えも出来ない。
一度だけ書き込めるが、消せない。書き換えも出来ない。
消去出来るものよりも安価で、マスクROMにする程でない小数生産に向いている。納期のリードタイムの関係でも便利である。
紫外線で消して電気的に書き込むことができるEPROM。繰り返し使える。
電気消去可能なEPROM。UV-EPROMより高価。繰り返し使える。
元は、電気的に一括消去だけ可能で、その分書き換えの回数を多く出来るものだった。
今ではブロック単位での消去が可能で、改良にともない高速化や大容量化され、ハードディスクドライブなどの代わりとしても注目されている。
携帯情報端末などでは、使用される不揮発メモリーの代表となっている。
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