3Tバイトハードディスクドライブ |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機技術用語 (TCYOGO) |
読み:さんてらバイト-ハードディスクドライブ |
外語:3TB HDD |
品詞:名詞 |
容量が3Tバイトのハードディスクドライブ。2Tバイト製品に次いで登場した。
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概要 |
パーソナルコンピューターには様々な壁があり、現在特に重大な壁は、2Tiバイトの壁である。
従来の方式では、ドライブ一台あたり2Tiバイト(約2.2Tバイト)までしか使うことができず、つまりこの3Tバイトハードディスクドライブは、利用できないどころか、正常に認識すら出来ないのである。
利用するためには、データドライブとしてはWindows XP 64ビット版またはWindows Vista以降が必要で、OSの起動が必要な場合はWindows Vista SP1 64ビット版以降が必要である。実質的に64ビットOSが必要である(Windowsの場合)。
特徴 |
利用条件 |
データ用およびOS起動用として完全に使うためには、次の条件を満たす必要がある。
対応 |
2Tiバイトの壁のため、各OSごとの対応状況は、次の通りである。
未対応の場合 |
オーバーフローした上位ビットが消されたサイズとして認識される。
セクター番号が32ビットなので、512バイト/セクターでは、512バイト/セクター×232セクター、つまり2,199,023,255,552バイト迄しか扱うことができない。これを超えた容量は、その差分しか使えないことになる。
具体的には、3Tバイト(3,000,000,000,000バイト)÷512バイト/セクターは0x15D3EF798セクターだが、オーバーフロー分は消されるので、0x5D3EF798セクターと認識される。0x5D3EF798セクター×512バイト/セクター=800,976,744,448バイトとなり、約800Gバイト(約746Giバイト)のディスクとしてしか認識されない。
リンク |
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