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Back Spaceキー
辞書:電算用語の基礎知識 計算機入力装置編 (TCPERII)
読み:バックスペースキー
外語:Back space key
品詞:固有名詞

ファンクションキーの一つ。カーソルキーの直前の文字を削除し、カーソル位置を後退させる際に用いるキー。「Back Space」「Back Space←」「BS」「後退」などと書かれたキーをいう。

目次
概要

大抵のキーボードでは、Enter←キーの上に存在するキーである。

ワードプロセッサーやテクストエディターなどで使う場合、カーソルの位置の直前の文字を削除して、その直前位置へとカーソルを移動させる。

Deleteキーの一般的な動作ではカーソル位置を削除するのに対して、Back Spaceキーは直前を削除する点が異なる。

なお、Macの場合、Deleteキーを押すとバックスペースとして動作し、Fnキー(またはCtrlキー)+Deleteキーの操作でカーソル位置の文字を消す機能となる。

特徴
機種ごとの名称
主な動作

オペレーティングシステムなどにもよるが、Back Spaceキーは文字コードとしてBack spaceコード(0x08)を発行するよう実装されていることが多く、直前の文字を削除するよう機能する。

GUI環境では前の画面に戻る操作で使われることが多く、特にWebブラウザーでは一般にそのように実装される。

用途

古くはタイプライターの時代からあり、a'などの文字を入力する際、aをタイプしたあと、Back Spaceキーで後退してaの位置に戻り、「'」を重ね打ちすることで入力していた。

このためタイプライターではBack Spaceキーを押しても直前の文字は消えず、パーソナルコンピューター用キーボードにおけるカーソルキーの左「←」と同様の動作をしていた。

リンク
用語の所属
キーボード
ファンクションキー
BS

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