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Fnキー |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機入力装置編 (TCPERII) |
読み:エフエン-キー |
外語:Fn key |
品詞:固有名詞 |
ファンクションキーの一つ。他のキーと用いることで、別の機能として使うための修飾キー。
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概要 |
ノートパソコンのようにキー数に制限のある環境で、106キーボード相当以上の機能を実現させるために用意されている。
Ctrlキーなどと同様の使い方をするキーで、メインキー、F1〜F12キー、カーソルキーなどと共に押すことで、通常の機能とは別の機能を使用することが出来る。
特徴 |
キーの色 |
キートップの文字は、原則として、キーが白色系なら黒字、キーが黒色系なら白字で描かれる。
更に、Altキーで対応するものは原則として緑色で表示されている。但し最近のデスクトップパソコン用のキーボードについては、コスト削減のため、そうでないものもある。
そして、Fnキーに対応するキーは、多くの機種で青で表示されている。
Fn化されたキー |
どのキーをFnキーとのペアにするかは、キーボードの設計によって大きく差があり一概には説明できないが、普段あまり使われないキーをFnキーとのペアに省略するのが一般的である。
テンキーなどもスペース上付けられないが、Fnキーとメインキーの右側で代用する方針の機種と、NumLkキーでメインキーの右側をテンキー化させる機種とに分けられる。
この他、ノートパソコンとしての利便性のため、液晶輝度の設定やスピーカー音量の設定等もFnキーに割り当てられていることが多い。これらの機能は、一般的な例ではFnキーとF1〜F10キー付近またはFnキーとカーソルキーに配置されている製品が多いようである。
例えば、普段あまり使わないHome、End、PgUp、PgDnの四つは、カーソルキーに割り当てられていることがある。
但し、カーソルキー周りとこの4キーは操作性に大きく関わるので、機種によって工夫が大きく、この通りでないこともある。
あるノートパソコンでは、カーソルキー関係を3キー2段の6キーにまとめ、下が←↓→、上がPgUp、↑、PgDnとなり、Fn+PgUpがHome、Fn+PgDnがEndとなるよう設計されている。
このような機種では、Fn+↑↓←→はバックライトの明度と音量の調整に割り当てられている。
また、SysRq、PrtSc、ScrLk、Pause、Break、NumLkなども使用頻度が少ないことから、Fnキーで使うようにされている事が多い。
余裕があれば、Pause・BreakやPrtSc・SysRqが存在し、通常の操作で動作することもある。
リンク |
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