通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

同軸ケーブル
辞書:通信用語の基礎知識 通信技術接続編 (CTIF)
読み:どうじくケーブル
外語:coaxial cable
品詞:名詞

電気信号を伝えるための導線の一種。

目次
概要

中心に1本の導線があり、そのまわりを絶縁体、編組線(細い導線を編んだもの)、絶縁体の順にくるんだ構造になっている。

似たような構造を持ったものにシールド線があるが、ケーブルの特性インピーダンスが規定されているものを特に同軸ケーブルという。

特徴

編組線をグランド電位にして、中心導体に電気信号を流すようにして使う。

中心導体を編組線でくるんでいるので、中心導体からの電磁的輻射が少なく、外部からの電波障害に強い。

テレビ受像機用アンテナケーブルやCATV用ケーブルなど、高周波の信号を伝送する場合や、10BASE210BASE5などのEthernet用ケーブルなどの高速ディジタル信号を伝送する場合に使われる。

種類

一口に同軸ケーブルといっても、特性インピーダンスや太さなどに多くの種類があり、用途に応じて選択する必要がある。

特性インピーダンスは50Ωと75Ωが一般的で、太さは使用するコネクターの関係で自由に選べないことが多いが、太いものほど伝送損失が少ない。

リンク
関連する用語
ケーブル
シールド線
同軸コネクター
Ethernet
コンポジット映像信号
BNC
損失
漏洩同軸ケーブル

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic