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辞書:文化用語の基礎知識 言語・日本語編 (LLNJA)
読み:もむ
読み:せむ
品詞:慣用単漢字
2009/01/03 作成
2014/03/26 更新

JIS漢字表に存在する「幽霊文字」の一つ。

漢字

u87d0

  • 部首: 虫 + 11画
  • 総画: 17画
  • 解字: ⿰虫常

意義

音義不詳。

字源

漢字字典にない文字で、かつては幽霊文字として扱われていた。

幽霊文字について調査した資料、「JIS X 0208:1997附属書7(参考)」の「区点位置詳説」、304ページの2.161は、「典拠 行政管理庁漢字表(付属書7図88)。第1次・第2次規格の事務局資料に、昭和59年2月1日調べとして"行政管理庁"及び"明治生命"との記述があり、行政管理庁漢字表にある。"明治生命保険相互会社漢字コード表"(昭和46年当時)には現在さかのぼることができないが、この典拠が正しければ、人名の可能性もある。ただし、NTT固有名には、用例がない。(74-27)の誤写かとも疑われる。」としている。

同資料は続いて「暗合 享和本 新撰字鏡*に"毛牟、又丗(世)牟"の注を付して見える(付属書7図89)。」としている。

なお、新潮日本語漢字辞典は国字とし、意味は「もむ、せむ、一説に蝦蟇の別名」としている。

発音

  • 音読み
  • 訓読み
    • もむ (新潮日本語漢字辞典)
    • せむ (新潮日本語漢字辞典)

用例

主な用例は、次の通りである。

蟐蛾ノ瀬戸航路(じょうがのせとこうろ)

蟐蛾ノ瀬戸航路は、壱岐本島と、その西にある島の大島との間に位置する狭水道で、国土交通省はこの表記を用いている

壱岐本島の南西端にある小さな島が「蟐蛾島」(じょうがじま)であり、航路の名はここから採られたようであるが、しかし国土地理院によれば島の名は「嫦娥島」とある。

この字を「かまきり」の意と説明する字典があるが、根拠は不明である。

なお、「かまきり」は「蟷螂」と書くので、この字「蟐」は、かまきりの「蟷」の字を誤写したものである可能性もある。

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