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通勤車両での「乗車率100%」は、座席が全て埋まり、つり革がだいたい使用され、ドアの前に人が数人立っている状態である。
20m車体の場合、この状態で1両あたり約140人が乗車していることになる。
20m通勤形車両での乗車率の目安は、次の通り(日本民営鉄道協会の解説
を元に記述)。
| 乗車率 | 乗車人員 | 車内の状況 |
|---|---|---|
| 0% | 0人 | 人がまったく乗っていない。 |
| 50% | 70人 | ほぼすべての座席が利用されている。 |
| 100% | 140人 | 定員乗車。座席に着くか、吊革に捕まるか、ドア付近の柱に捕まることができ、ゆったりと乗車できる。 |
| 150% | 210人 | 肩が触れ合う程度で、新聞が楽に読める。 |
| 180% | 250人 | 体は触れ合うが、新聞は読める。 |
| 200% | 280人 | 体が触れ合い相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。 |
| 250% | 350人 | 身動きは取れない。揺れに対して踏ん張れない。体が浮き上がる。人の圧力でドアが開かなくなる。 |
| 300% | 420人 | 物理的限界に近く身体に危険がある。 |
| 320% | 450人 | 物理的限界であると考えられる。 |
乗車率200%超は大変な苦しさがある。300%超などは想像も付かないだろう。
たとえば、都営大江戸線の車両は16.5m車体という特殊なものであり、車幅も小さい。そのため、乗車定員に対して詰め込みが効かない。
数字だけを見て、大江戸線の乗車率は中井→東中野155%で朝ラッシュも大したことがないと判断することは危険である。
現に、大江戸線の中井駅には「この付近は混雑のため乗り切れない場合がございます」という看板が設置されてしまった。
一応の計算式としては「輸送人員÷輸送力」と決まっている。しかし、実際に輸送人員を1人単位で計測することは不可能なため、主に混み具合から、目安を元にして車掌が判断する場合が多い。
応荷重装置が存在する車両においては、乗っている人の重みを計測して乗車率を算出していることもある。
なお、この乗車率の算出方法は最混雑列車の値ではない。
1時間あたりの平均値(7:50〜8:50)が採用されるため、実際に朝のラッシュ時に電車を利用している人の印象と、かなり違った数値が算出されることになる。
2000(平成12)年8月に出された運輸政策審議会答申第19号では、全国すべての区間のそれぞれの混雑率を150%以内(ただし東京圏は、当面180%以内)とすることをめざす、とされている。
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