送電するための電線。発電所と変電所、または変電所と変電所を結ぶために、高電圧を使い大量の電力を運搬する電線のこと。
発電所で起こされた電気は、複数の変電所を経由して利用者の元に届く。
この際に、発電所〜変電所や、変電所間を結ぶための高圧電線を送電線という。
日本では、普通15〜50万V、時に100万Vもの超高電圧で送電している。一般的なスタイルでは、日本では3段階の系統に分かれており、
のようになっている。
基幹系統は数十万V、二次系統は数万〜10数万Vである。
そして電柱の間を這っているのが配電系統の一例で、最上部に並行に配された3本の電線が6600V程度の三相交流になっていることが多い。
なお、利用者からみて最後の変電所から利用者に至るまでの電線は配電線と呼ばれ、送電線とは区別される。
ちなみに、送電線と同時に光ファイバを敷設して、発電所の発電量の制御も行なわれている。
しかし、制御に使う情報量は現実には僅かで、光ファイバの容量が余るということで、この光ファイバ、あるいは送電線そのものを使ってデータ通信を行なったりもしている。
例えば、送電線や鉄塔建設に伴う地上波放送障礙に対応するため、この回線をバックボーンに使ったケーブルテレビサービスや、ダークファイバ(データ通信用の心線貸しサービス)などを提供している。