2進数単位の頭に付けられる語(辞)。仕様はIEC 60027-2「Telecommunications and electronics」で規定されている。
現実には、このバイナリ接頭語はあまり普及していない。主要なオペレーティングシステムであるMicrosoft Windowsが一向に態度を改めようとしない事も、その理由と考えられる。
ハードディスクドライブなどは、昔からその容量はSI単位系の単位を用いていた。この混乱によって、訴訟大国アメリカでは、クレーマーが「容量が違う」との訴訟を相次いでハードディスクメーカーに対して起こすなど、問題は深刻の度を極めていった。
国際電気標準会議(IEC)は、この問題の解決のため、単位を制定した。これがバイナリ接頭語(Binary prefixes)である。
SI単位系の各名称にバイナリ(binary)を付けてそれを略語にする、というのが基本的アイディアである。例えばキロkiloはkilobinaryとし、略してkibi(キビ)とする。
これを著している時点での最新の定義はIEC 60027-2:2005「Telecommunications and electronics」にあり、IEC 60027-2:2005のAppendix 2に一覧表が存在する。
現在規定されているのは、次の通りである。
1998(平成10)年12月の初版ではEiまでを定めていたが、2005(平成17)年8月、IECはEi以上の接頭語としてZiとYiを正式に規定した。