MS-DOS 3.x環境にある壁。
MS-DOS 3.0は、セクタ番号を16ビットで管理していた。
従って、512バイト/セクタ×216セクタまで扱えるため、約33Mバイト(32Miバイト)という制限がある。
MS-DOS 3.3から拡張MS-DOSパーティションに対応した。1パーティション最大32Mバイトまでという制限は相変わらずあったが、複数のパーティションを用いれば最大で2Giバイト(FAT16の制限)まで利用できた。
改善はMS-DOS 4.0からで、このときにセクタ番号の内部管理情報量が増やされた。MS-DOS 4.0ではSHARE.EXEを組み込む必要があったが、MS-DOS 5.0以降は内部に同等機能が組み込まれ、本格的に大容量ディスクに対応された。
但し、FAT16ではクラスタ番号が16ビットまでしか扱えない。理論上、64セクタ/クラスタが最大で、この場合はFAT16でも2Giバイトまで扱うことが可能である。但し1クラスタの大きさは32Kiバイト(512バイト/セクタの場合)にもなり、実用的とは言い難い。