SDメモリーカード

読み:エスディーメモリーカード
外語:SD memory card: Secure Digital memory card
品詞:固有名詞

松下電器産業、米SanDisk、東芝3社による共同開発されたメモリカード規格。

メモリカードとしては、これを著している時点で最も普及しているタイプとされる。

物理層規格(Physical Layer Spec)としては、「SDメモリーカードVer 1.01 または Ver 1.10」である。1.10では高速化の拡張が行なわれている。

このSDメモリーカードは、マルチメディアカードの拡張規格として開発された、上位互換仕様である。

後継に、物理層規格「SDメモリーカードVer 2.00」準拠のSDHCがある。

小型規格に、miniSD、microSDがある。

SD Card Association(SCA)が設立されている。

SD 64MB
SD 64MB

寸法

サイズは32×24×2.1mm。約2g。

マルチメディアカードとの大きな違いは厚みである。

容量

仕様上では最大2Giバイトまで対応可能。

実際には規格外だが4Giバイトの製品も市販されている。

IF

コネクタは裏側に付けられた9ピン。マルチメディアカードより2ピン増えている。

転送速度は2〜20Mバイト/秒程度。インターフェイスはシンプルなシリアルバス

物理層規格

SDメモリーカードには、物理層規格(Physical Layer Spec)としてVersion 1.01と1.10がある。

1.01は、データ通信クロック(SDCLK)が最大25MHzだった。1.10は倍速の50MHzとなり、高速化されている。カードは上位互換なので、カードと機器の双方が1.10対応のときのみ、高速度の恩恵が得られるようになる。

MMC互換

マルチメディアカード(MMC)をベースに開発されたため、MMCの上位互換である。

厚みが異なるが、従来の7ピンの位置は変更されていないため、両方のカードに対応させることも容易。このため、SDメモリカード用スロットでMMCを利用することができる。

媒体の厚みの関係から、その逆はできない。

機能

誤消去防止のためのライトプロテクトスイッチと、著作権保護機能(CPRM: Content Protection for Recordable Media)を持つ。

著作権保護機能はSDMI規格のほか、Microsoftの著作権保護対応転送技術WMDM(Windows Media Device Manager)にも対応する。