東武鉄道の運転系統呼称の一つ。走る線路の名前は「東上本線」という。
- 総延長: 75.0km
- 軌間: 1067mm軌道(JR在来線と同じ狭軌)
- 駅数: 38駅(起点、終点の駅を含む)
- 単線複線: 単線/複線/複々線が混在
- 複線 (池袋駅〜和光市駅)
- 複々線 (和光市駅〜志木駅)
- 複線 (志木駅〜武蔵嵐山駅〜嵐山信号場)
- 単線 (嵐山信号場〜寄居駅)
- 電化区間: 全線電化、架空電車線方式・直流電化1500V
- 閉塞方式: 自動閉塞方式
- 保安装置: (未確認)
- 運転速度: 105km/h(252km/hBeat)
- 所要時間:
- 池袋〜小川町(急行) 約69分
- 小川町〜寄居(普通) 約15分
- 1911(明治44)年: 東上鉄道 設立
- 1914(大正3)年: 東上鉄道 開業
- 1920(大正9)年7月22日: 東武鉄道と合併
- 1925(大正14)年7月10日: 池袋駅から寄居駅まで全線開通
- 1945(昭和20)年: 東京空襲で被災、東武堀之内駅などが消失してそのまま消滅
- 1949(昭和24)年: 秩父鉄道との直通運転開始
- 1987(昭和62)年8月25日: 営団地下鉄有楽町線の和光市〜営団成増(2.2km)が開通、同日相互直通運転開始
- 1992(平成4)年3月31日: 秩父鉄道との直通運転を廃止
- 1994(平成6)年12月7日: 東京メトロ有楽町新線(現副都心線) 営団成増(現 地下鉄成増)〜新線池袋(現 池袋) 開通、同日相互直通運転開始
- 2013(平成25)年3月16日: 副都心線経由で東急東横線への直通運転開始
起点から終点まで、東上本線を一本で結ぶ列車はない。
2012(平成24)年現在、昼間の運行パターンは次のようになっている。
- 急行 (池袋〜森林公園〜小川町)
- 準急 (池袋〜川越市)
- 普通 (池袋〜成増〜志木)
- 普通 ([副都心線]……和光市〜志木〜川越市)
- 普通 ([有楽町線]……和光市〜志木〜川越市)
- 普通 (小川町〜寄居)
成増駅と和光市駅の間には駅は無いが、この途中で有楽町線の線路が接続され、地下鉄(有楽町線と副都心線)が乗り入れている。
副都心線が2013(平成25)年3月16日から東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線と相互直通運転を開始するにあたり、合わせて東上線も副都心線経由で乗り入れを開始した。
なお、列車は東武東上線〜副都心線〜東急東横線を直通するが、紙の切符は2社間までしか対応しておらず3社にまたがるこの全区間分を購入できない。ICカード乗車券を用いれば改札を出ずにそのまま乗車可能である。
※を附したものは、十分乗り換え可能だが運賃上は乗り継ぎ扱い(連絡運輸)にならないもの。
- TJ-01 池袋駅
- TJ-02 北池袋駅
- TJ-03 下板橋駅
- JR埼京線 (※板橋駅) (徒歩10分)
- 都営地下鉄三田線(※新板橋駅)(I-17) (徒歩15分)
- TJ-04 大山駅
- TJ-05 中板橋駅
- TJ-06 ときわ台駅
- TJ-07 上板橋駅
- TJ-08 東武練馬駅
- TJ-09 下赤塚駅
- TJ-10 成増駅
- TJ-11 和光市駅
- 東京メトロ有楽町線(Y-01) (ラチ内、同一線、同一ホーム)
- 東京メトロ副都心線(F-01) (ラチ内、同一線、同一ホーム)
- TJ-12 朝霞駅
- TJ-13 朝霞台駅
- TJ-14 志木駅
- TJ-15 柳瀬川駅
- TJ-16 みずほ台駅
- TJ-17 鶴瀬駅
- TJ-18 ふじみ野駅
- TJ-19 上福岡駅
- TJ-20 新河岸駅
- TJ-21 川越駅
- TJ-22 川越市駅
- TJ-23 霞ヶ関駅
- TJ-24 鶴ヶ島駅
- TJ-25 若葉駅
- TJ-26 坂戸駅
- TJ-27 北坂戸駅
- TJ-28 高坂駅
- TJ-29 東松山駅
- TJ-30 森林公園駅
- TJ-31 つきのわ駅
- TJ-32 武蔵嵐山駅
- TJ-33 小川町駅
- TJ-34 東武竹沢駅
- TJ-35 男衾駅
- TJ-36 鉢形駅
- TJ-37 玉淀駅
- TJ-38 寄居駅
- 東京都
- 豊島区 ‐ 板橋区 ‐ 練馬区 ‐ 板橋区
- 埼玉県
- 和光市 ‐ 朝霞市 ‐ 新座市 ‐ 志木市 ‐ 富士見市 ‐ ふじみ野市 ‐ 富士見市 ‐ ふじみ野市 ‐ 川越市 ‐ 鶴ヶ島市 ‐ 坂戸市 ‐ 東松山市 ‐ 比企郡滑川町 ‐ 嵐山町 ‐ 小川町 ‐ 大里郡寄居町
おおくぼ良太の目蒲線物語によれば目蒲線の実父。
関連するリンク
えきから時刻表 東上本線
用語の所属
東武鉄道
東上本線
