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テオフィリン
辞書:科学用語の基礎知識 薬学・一般薬編 (BPHARI)
読み:テオフィリン
外語:Theophyline
品詞:名詞

メチルキサンチンの一種。キサンチン系気管支拡張剤、利尿薬

目次
物質の情報

化学式C7H8N4O2分子量180.17。CAS番号58-55-9。ICSC番号0678 。

化学名の例

物質の特徴
薬効薬理

興奮作用

テオフィリンはじめメチルキサンチン類は、興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸の放出抑制機能を持ったヌクレオシド「アデノシン」の受容体を遮断する。

このためグルタミン酸の働きを増加させる、興奮作用がある。

但し、他のアルカロイドなどと違って、テオフィリン自身は受容体に結合する機能がないため、これ自身が直接興奮作用をおこすことはなく、ゆえに作用は穏やかである。

テオフィリンには、精神依存身体依存、双方の薬物依存が確認されているが、依存性は低い。耐性の形成については確認されていない。


利尿作用

血管平滑筋に作用し、血管を弛緩させる働きがある。

もって循環血液量を増し、延いては腎臓を通過する血流量も増加するため、尿量が増加する。

副作用など
安全性

危険性

有害性

環境影響
リンク
関連するリンク
ICSC 国際化学物質安全性カード
関連する用語
メチルキサンチン

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