国の象徴として定められた花のこと。一般に、その国の国民が最も愛していて、国の象徴にふさわしいと考えている花のこと。

目次 日本 世界 アジア、太平洋 欧州

日本

日本では桜と菊だが、これを定めた法律はなく慣習による。

桜(のうちの染井吉野)は、日本人に最も愛される花であることから決まった。

菊は、皇室の紋章及び日本国の国章が菊であるため。

世界

世界各国でも同様に、国花を定める国は多くある。

ちなみに米国には国花はないが、州花を定めている州は存在する。

アジア、太平洋

• 中華人民共和国: 牡丹(ぼたん)
• 中華民国(台湾): 梅(うめ)
• 大韓民国: 槿(むくげ)
• 北朝鮮: 李(すもも)
• タイ王国: 水蓮(すいれん)
• カンボジア王国: 水蓮(すいれん)
• インド: 蓮(はす)
• スリランカ民主社会主義共和国: 蓮(はす)

欧州

• 英国: 薔薇(ばら)と薊(あざみ)と水仙(すいせん)
• フランス共和国: 百合(ゆり)やアイリス(アヤメ属)など多数
• アイルランド: 白詰草(しろつめくさ)
• デンマーク王国: 赤詰草(あかつめくさ)
• アルメニア共和国: アネモネ
• ポルトガル共和国: ラベンダー
• イタリア共和国: デイジー
• ギリシャ共和国: オリーブ
• ポーランド共和国: パンジー
• ドイツ連邦共和国: 矢車菊(やぐるまぎく)
• スウェーデン王国: 鈴蘭(すずらん)
• フィンランド共和国: 鈴蘭(すずらん)
• ロシア連邦: 向日葵(ひまわり)

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