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玉蜀黍油
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質・食品編 (NFOOD)
読み:とうもろこしゆ
外語:corn oil
品詞:名詞

玉蜀黍(とうもろこし)の胚芽を圧搾等して搾りとられる植物油脂のこと。コーン油。

目次
概要

とうもろこしからコーンスターチを作る際、胚芽が残る。

胚芽は、そのままだとゴミになってしまうが、これを化学処理して粉砕し、搾ると油が得られる。

特徴
国際基準

玉蜀黍油(Maize oil (corn oil))は、Codex Standard for Named Vegetable Oils (CODEX STAN 210-1999)において、トウモロコシ胚芽(Zea mays Lの胚)から得られる油であると定義されている。

化学的性質

脂肪酸は、リノール酸(C18:2、34.0-65.6%)が半分で、これにオレイン酸(C18:1、20.0-42.2%)、パルミチン酸(16:0、8.6-16.5)、アラキジン酸(C20:0、0.3-1.0%)が続く。

この他に、ビタミンEビタミンKなどを含む。

用途

サラダ油としての食用油用途の他に、加工食品の揚げ油として用いられる。

日本においては、高級サラダ油として一定の地位を固めている。

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用語の所属
食用油
植物油脂
関連する用語
玉蜀黍

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