通信用語の基礎知識 全国のICカードこれひとつ 戻る

辞書:科学用語の基礎知識 生物学編 (BBBIO)
読み:はい
外語:Embryo
品詞:名詞

多細胞生物において、発生の初期段階における個体。

目次
概要

動物の場合は、受精卵(単為発生の場合もある)から始まり、細胞分裂(卵割)を繰り返して次第に生物の構造ができあがっていく。

種ごとに孵化する時期は異なるが、初期段階は種を問わず似通っているため、次のような名が付いている。

特徴
卵割

受精卵は卵割を繰り返し細胞の数を増やしていく。細胞は球形の卵の表面に並んでゆき、中央に空洞を作る。この状態を胞胚といい、内部の空洞を卵割腔という。

球形に並ぶ細胞はやがて外胚葉と呼ばれるようになるが、胞胚の段階でその一部の細胞が内部の空洞に移動する。これはやがて内胚葉と呼ばれるようになるが、この状態を原腸胚という。内部で形成される原腸は、消化管となる。

そして外胚葉と内胚葉の中間層が中胚葉となる。

一次胚葉

初期胚における三つの胚葉で、外側から順に次のように呼ばれる。

リンク
関連する用語
胚性幹細胞

[再検索] [戻る]


通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club
KisoDic