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Javaチップ
辞書:科学用語の基礎知識 半導体用語編 (IYIC)
読み:ジャバチップ
外語:Java chip
品詞:名詞

Javaバイトコードを、仮想計算機ではなく、直接実行できるマイクロプロセッサーのこと。

目次
概要

Sun Microsystemsは、かつて次の三種類を発表し、メーカーにライセンス提供した。

特徴
普及期

富士通などが、ITRONとJavaを融合したJTRONに対応する製品を提供していたが、Javaチップはついに流行ることは無かった。

現在、スマートフォンタブレットコンピューターで主流のARMには概ね、ARM JazelleというJavaバイトコードを直接実行する機能が搭載されている(ただし使われていない)ため、これもJavaチップの一種であるといえるかもしれない。

終焉

しかしもはや、Javaチップには殆ど需要がない。

Java言語は一度衰退したが、Java言語がスマートフォン用OSのAndroidで採用されたため復活を遂げた。Androidは盛況であが、しかしこの仮想計算機DalvikはJavaバイトコードではなく独自のDalvik Executable(DEX)を実行する。

従って、DEXを直接高速に実行できる機能なら需要はあるが、既に衰退したJavaバイトコードの実行機能は需要がないということである。

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関連する用語
Sun Microsystems
Java
JVM

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