火星の第一衛星。火星に二つある衛星中で、近く、かつ大きい。しかし太陽系の衛星中では非常に小さいものの一つである。
1877(明治10)年8月12日にアメリカの天文学者Asaph Hall(アサフ・ホール)によって発見された。
英名Phobos(フォボス)は、ギリシャ神話において、アレス(火星)とその愛人であるアフロディテ(金星)の息子のうちの一柱である。
この衛星は火星からの距離が近い。
火星の静止軌道より内側で、火星のロシュ限界に近い。そして徐々に火星に近付いており、数千万年中に消滅するものと考えられている。
フォボスは元々は小惑星と同様に炭素を多く含む岩と氷で出来ている。
このため元々は小惑星だったと考えられており、木星の影響で摂動を受けて軌道を変え、火星に捕らえられて衛星になったと考えられているが、現時点ではこれを証明する明確な理論はない。