元となるものの主要な部分のみに互換したもの。サブセットともいう。
先行する製品仕様に対し、後発の製品仕様が一定の互換性を有しており(これを後方互換という)、かつ先発の製品で利用できたものが制限付きながら後発の製品でも利用できるものをいう。
後発製品が、先行製品の全ての機能を持っていないことから「下位」の互換性と表現される。
ソニーのゲーム機PlayStation2は、同社の旧製品PlayStationの後継機であった。
PlayStation2とPlayStationは全く異なる製品であるが、PlayStation2にはPlayStation用のソフトウェアを実行するための互換機能が搭載された。この互換性は完全ではないため、全てではないが、殆どのPlayStation用ゲームソフトはPlayStation2で遊ぶことができる。
このとき、PlayStation2はPlayStationの「下位互換機」である、という。
つまり、PlayStation2は、PlayStationと後方互換で、かつ下位互換である。
NECのパーソナルコンピュータPC-9801シリーズは、同社のPC-8801シリーズの後継機であった。
PC-8801シリーズとPC-9801シリーズは全く異なる製品であるが、ある程度の類似性は持たされており、これは互換性であると解釈されている。
このとき、PC-9801はPC-8801の「下位互換機」である、という。
つまり、PC-9801は、PC-8801と後方互換で、かつ下位互換である。