ASUS EZ_PLUG

読み:アスース・イージープラグ
外語:ASUS EZ_PLUG
品詞:名詞

ASUSTeKマザーボードで対応している電源関係の独自機能。ASUSTeKの特許であるらしい。

Pentium 4と電源

Pentium 4対応ATXマザーボードが登場した頃に発案され、対応が始まった。

Pentium 4では、Pentium Ⅲまでで一般的だったATXメイン電源コネクタに加え、更にATX12V電源のATX12Vコネクタ(2×2ピンの4ピンコネクタ)にて別途電源を供給しなければならない。つまり、Pentium 4対応の電源装置が新たに必要になる、ということである。

ASUSの対応

ASUSTeKは元Pentium Ⅲユーザなどに配慮してか、或いは、まだ良い対応電源装置が出揃っていない事を考慮してか、従来の電源装置をそのまま用いる方法を考えた。

こうして、電源から引き出してハードディスクなどへ繋ぐ、一般的な大型の内蔵ドライブ用電源コネクタ(4ピン)をマザーボード上に搭載し、これをATX12V電源コネクタの代わりに利用できるようにしたのである。この機能がASUS EZ_PLUGと呼ばれている。

現在は、Intel系、AMD系問わず、ATX12V電源は普及しているため、EZ_PLUGをCPU電源供給用として搭載した製品はない。

しかし、最近はまた別の目的のために復活してきた。

SLI

nVIDIAのチップセットnForce4 SLI搭載のマザーボードでは、グラフィックカードを2枚挿してグラフィック機能を格段に向上させる技術「nVIDIA SLI(Scalable Link Interface)」に対応している。

具体的には、PCI Express ×16が2スロット搭載されており、ここにSLI機能対応のグラフィックカードを2枚挿し、かつ付属のSLI用ブリッジアダプタを取り付けることで、グラフィック機能を格段に向上させる。

SLIと電源

さて、近年のグラフィックカードは高性能化と引き換えに大電流を消費する。これを二枚も刺したのでは電力が足りなくなる恐れがある。

また、電源装置のメイン電源供給コネクタはCPU付近に設置されることが多く、つまりスロットから距離があるため、スロットが大電流を消費するには条件が悪い。

そこで再びEZ_PLUGが登場した。PCI Expressスロットのすぐ傍に4ピンコネクタを配置しており、ここからスロットに電源を供給することができる。