ATX電源規格の一つ。Pentium 4以降のATXフォームファクタ用として一般的なものの一つ。
この後継にはEPS12V電源がある。
電源装置からマザーボードへの接続は、10ピン×2列で計20ピンのメインコネクタと、2ピン×2列で計4ピンのATX12Vコネクタで行なう。コネクタが二つに別れているのは、従来のATX電源との互換性のためである。
また、装備していない電源も多いが、オプションで6ピンのAUXコネクタも定義されていて、+3.3Vを18A以上、又は+5V系を23A以上必要な場合は使用するのが望ましいとされている。
ATX12V電源は、従来のATX電源で弱かった12V系を強化した電源である。従来のATX電源の仕様に加え、+12Vの供給用コネクタ(4ピン)と+12Vの供給電流容量を別途規定し、+12Vの供給能力を強化した上位互換の規格である。
何のために強化したかというとマザーボード上で+12Vを使うケースが増えて来たためであり、その+12Vを使うものは何かというと、CPUであるPentium 4である。+12VからDC-DCコンバータにより、CPU内部用の電圧を作り用いているのである。