BSデジタル向けのCAS。その後、110度CSデジタル放送や地上デジタルテレビジョン放送(以下地デジ)でも採用された。
特に地デジの場合、NHKは放送法で定められた「公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで良い番組を提供する」という立場から、当初はスクランブル化しないことを表明していた。
事実、当初登場した地デジ受信機や受信機内蔵のテレビはB-CASには対応していない。
しかしNHKおよび民法はスクランブル化の導入を2004(平成16)年4月15日から実施することにしたため、既存の機器は全てゴミと化すことが決定したのである。
B-CASは、何の法的根拠もなく、NHK、WOWOW、東芝、松下、日立などが出資して作った民間企業であるB-CAS社によって独占的に管理されている。
これなくして地デジなどを観ることができないため、独占禁止法違反の疑い、個人情報に関する問題など、様々な問題が噴出している。