東京の中央にある皇居はかつての江戸城である。その城を守るために内堀が作られ、そして現在、その内堀に沿って走る道が内堀通りである。内濠通りとも書く。
起点は、公式には祝田橋とされるが、一説では桜田門ともされる。
- 構造規格: (未確認)
- 設計速度: (未確認)
- 道路幅員: (未確認)
- 車線数: (未確認)
東京駅のほど近くを南北に走り、また首都高速と交差する交通の要所とあり、車が絶えることはない。
ちなみに、皇居外苑南端にある祝田橋交差点は北から南方向には5車線もあるが、なんとそのうちの4車線は右折レーンである。直進は左端の1車線しかない。早めに車線変更しておかないと後からでは間に合わないので、走行時には注意が必要である。
初夏には風物詩「カルガモのお引っ越し」が、この道路上で繰り広げられる。
皇居の北東、三井物産ビル前の池(通称カルガモ池)から皇居のお濠(大手濠)まで、カルガモのひなのヨチヨチ歩きが見られる。この時だけは警察も出動し、一時的に道路は通行止めとなる。
周囲はもちろん人だかり、テレビ局のカメラも殺到する。
大通りなのだが、この通りは頻繁に「定期通行止め」となる路線でもある。
新年一般参賀、天皇誕生日一般参賀の日は、皇居外苑周辺の内堀通りは車両通行止めとなる。この日は、天皇皇后両陛下始め皇族方のお出ましを心待ちにし、世界中から多くの人々が集まってくるため、その通行の安全や人の流れを確保するためと考えられる。
また毎週日曜日の10:00〜16:00(悪天候時除く)は、祝田橋から平川門までがパレスサイクリングコースとなり、自転車を除く車両は通行止めとなる。
途中、接続する主な道路は次のとおり。
- 皇居 (千代田区千代田)
- 最高裁判所 (千代田区隼町)
- 国立劇場 (千代田区隼町)
- 千鳥ヶ淵戦没者墓苑 (千代田区三番町)
- 靖国神社 (千代田区九段北3丁目)
- 日本武道館 (千代田区北の丸公園)
- 九段会館 (千代田区九段南1丁目)
- 千代田区役所 (千代田区九段南1丁目)
道の駅はない。
- (名称不明) (和田倉壕)
- 祝田橋 (凱旋壕・日比谷壕)
トンネルはない。
峠はない。
- 東京都
- 千代田区
道路の所属
東京放射環状道路網
環状第1号線