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アクリル酸
辞書:科学用語の基礎知識 化学物質名・脂肪酸編 (NSUBNAF)
読み:あくりるさん
外語:acrylic acid
品詞:名詞

有機酸(カルボン酸)の一つで、不飽和結合が1ヶ所(1価)の不飽和脂肪酸ビニル基を持つのでビニールの一つでもある。

目次
物質の情報

アクリル酸
アクリル酸

常温常圧では無色透明の液体で、酢酸に似た特有の刺激臭がある。

に容易に可溶。

物質の特徴

紙おむつや生理用品の吸水性ポリマー等として使われるアクリルポリマーの原料であるほか、アクリル酸エステルの原料でもある。

アクリル酸は重合しやすく、重合するとアクリルポリマーとなるが、アクリル酸として市販されているものには重合防止剤が添加されている。

用途

アクリルポリマーの主な用途には、紙おむつ)や生理用品用の吸水性ポリマー、汚水浄化に使う高分子凝集剤、洗剤の効果を高める洗浄力強化剤、レーザープリンタートナーなど、様々である。

アクリル酸エステルの主な用途は、これが重合したポリマーとして、アクリル繊維や塗料、接着剤などに使われている。

毒性

重度の暴露では肺水腫を起こし呼吸困難に陥ることもある。

安全性

法規制など

危険性

有害性

環境影響
リンク
用語の所属
カルボン酸
脂肪酸
不飽和脂肪酸
劇物
揮発性有機化合物
関連する用語
重合
ポリマー
エステル
重合防止剤
アクリルアミド
肺水腫

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