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| ピーマン |
| 辞書:科学用語の基礎知識 生物名・植物編 (BBNP) |
| 読み:ピーマン |
| 外語:paprika |
| 品詞:名詞 |
|
|
| 情報 |
| 分類 |
▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。
科の下に亜科を置くこともある。
| 旧階層 |
古い分類法での階層構造は次の通り。
| 概要 |
パプリカやシシトウと同様に、広義のトウガラシのうちの甘味種の栽培種である。トウガラシを品種改良し、辛味をなくして大型化したもの。
元々は、中南米で栽培されていた辛味種のトウガラシをコロンブスがヨーロッパに持ち帰り、これが品種改良を含めて普及したとされている。欧米では胡椒(pepper)と呼ばれることが多い。
トウガラシの辛味成分カプサイシンは暑い地域ほど多いとされ、ヨーロッパで栽培され始めるとカプサイシンの少ない甘味種のトウガラシが生まれた。やがて大型な品種が生まれ、これらがピーマンやパプリカになっていった。
| 特徴 |
| 分類 |
日本では、辛味の強いものを唐辛子、弱いものをピーマンと呼ぶが、両者を分ける明確な定義はないとされている。
ピーマンは、次のように分類される。
| 産地 |
国産としては、茨城県、宮崎県の2県が抜きんでており、この2県だけで国内生産量の半分を占める。これに、岩手県、高知県、鹿児島県などが続く。
輸入は、2012(平成24)年実績では、冷凍ピーマンの8割以上が支那から。またパプリカ含むジャンボピーマンというカテゴリーでは、2/3が南鮮で、これにオランダ、ニュージーランドが続く。
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