落花生(ピーナッツ)の種子を圧搾等して搾りとられる植物油脂のこと。ピーナッツ油、ピーナッツオイル。
落花生は食用の豆として古くから栽培されているが、落花生は油脂を多く含み、食用油としても良質なものが取れる。
落花生油(Arachis oil (peanut oil; groundnut oil))は、Codex Standard for Named Vegetable Oils (CODEX STAN 210-1999)において、落花生(Arachis hypogaea L.の種子)から得られる油であると定義されている。
脂肪酸として、オレイン酸(C18:1、35.0-69%), リノール酸(C18:2、12.0-43.0%)、パルミチン酸(16:0、8.0-14.0%)、ステアリン酸(18:0、1.0-4.5%)、アラキジン酸(C20:0、1.0-2.0%)、ベヘン酸(C22:0。1.5-4.5%)、リグノセリン酸(C24:0、0.5-2.5%)、ガドレイン酸(C20:1、0.7-1.7%)などを含む。
サラダ油としての用途の他に、ピーナッツバターの材料として用いられる。
風味については、独特の香ばしい風味と甘味のある。中華料理で広く使われている。
用語の所属
食用油
植物油脂