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ウェイト
辞書:電算用語の基礎知識 技術メモリー編 (TTMEM)
読み:ウェイト
外語:wait
品詞:名詞

待つこと、待機すること。

目次
概要

例えば、CPUがメモリーにアクセスする際、タイミングを取るためにCPUが動作を待つこと。

ウェイトが入るとその間は何も処理ができないため、ウェイトが入れば入るほどシステム全体の動作スピードは低下する。

特徴

16ビットマイクロプロセッサーの時代、V3080286が全盛だった頃はメモリーアクセスにウェイトが入るのは当然で、i386が普及しだした頃にようやくノーウェイトが基本となった。

しかしこの頃でもノーウェイトなメモリーはメインメモリーやプロテクトメモリーだけであり、その他の VRAM(画像メモリー)アクセスなどには、依然としてたくさんのウェイトが入っていた。

現在ではCPUが高速になりすぎ、最も高速性が要求されるはずのCPUキャッシュメモリーでさえウェイトが入る。その他のメモリーも昔とくらべて高速になってきたこともあり、最近ではウェイトの有無が論じられることはほとんど無くなった。代わりに現在叫ばれるのは「CASレイテンシー」である。

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関連する用語
CPU
キャッシュ
CASレイテンシー
ノーウェイト

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