尖閣諸島

読み:せんかく・しょとう
外語:Senkaku Islands
品詞:その他地名

南西諸島に属する琉球諸島に属する諸島。

行政区画としては日本国沖縄県石垣市字登野城2360番地〜2365番地に属する。

東支那海上にあり沖縄島(沖縄本島)の西425km、石垣島の北160km、台湾の北東200kmに位置する。

5島と3岩礁で構成されている。

略史

  • 1885(明治18)年: 明治政府が沖縄県を通じて現地調査を開始
  • 1895(明治28)年1月14日: 閣議決定によって日本国領に編入
  • 1968(昭和43)年秋: 周辺大陸棚に石油資源の埋蔵が確認される
  • 1971(昭和46)年4月: 支共・台湾が同諸島の領有権を主張し始める
  • 1978(昭和53)年8月12日: 日本の政治団体が魚釣島に灯台を建設する
  • 1988(昭和63)年6月9日: 日本の政治団体が魚釣島に新灯台を建設する
  • 1992(平成4)年8月: 支共、「領海法」を制定し領土編入を一方的に宣言
  • 1996(平成8)年7月5日: 日本の政治団体が北小島に第二灯台を建設する
  • 2000(平成12)年4月22日: 日本の政治団体が魚釣島に尖閣神社を建立
  • 2002(平成14)年4月: 日本政府、島を所有者より借り上げ、警備と管理を開始
  • 2005(平成17)年2月: 海上保安庁は、「魚釣島灯台」 の管理を開始
  • 2005(平成17)年3月12日: 大浜長照石垣市長、魚釣島上陸検討、海保に協力要請

事件

主だったもののみ。

  • 1978(昭和53)年4月: 約100隻の支那漁船が領海侵犯、領海内不法操業
  • 1989(平成元)年9月: 台湾漁船が領海侵犯
  • 1990(平成2)年8月: 台湾船2隻(聖火リレー船)、領海内に不法侵入
  • 1996(平成8)年8月: 台湾漁船が領海侵犯
  • 1997(平成9)年5月: 台湾船30隻が接近、うち3隻が領海内に不法侵入
  • 1998(平成10)年6月: 香港・台湾の活動家船舶「釣魚台号」など、領海内に不法侵入
  • 1999(平成11)年: 支共・人民解放軍の船舶等が再三の領海侵犯
  • 2003(平成15)年6月: 支那本土の活動家船舶、領海内に不法侵入 (本土からは初)
  • 2003(平成15)年10月: 支那本土の活動家船舶、領海内に不法侵入
  • 2004(平成16)年1月: 支那本土の活動家船舶、領海内に不法侵入
  • 2004(平成16)年3月: 支那本土の活動家7人、魚釣島に不法上陸、尖閣神社を破壊

領有まで

外務省の資料によると、この島は1885(明治18)年以降、明治政府が沖縄県を通じて何度も現地調査を行ない、無人島であるのみならず、清国(支那)の支配が及んでいないことを慎重に確認した上で、1895(明治28)年1月14日に閣議決定によって日本国領に編入された。

もし尖閣諸島が清国領であったのなら、清は日本領有に異議を申し立てるべきだったが、当時、清からの異議申立ては存在しなかった。

石油埋蔵発覚

しかし1968(昭和43)年秋に行なわれた東支那海の海底調査の結果、東支那海の大陸棚には豊富な石油資源が埋蔵されている可能性が指摘され、これを契機として1971(昭和46)年以降、支那・台湾が同諸島の領有権を主張し始めた。

要するに、石油欲しさに島を奪いとろうという魂胆である。支那共産党曰く、この島は中華人民共和国台湾省宜蘭県に属する島としている。支那名は「釣魚台列島」。

台湾の政府も、同様の立場を取っているようである。

但し、この島々は明らかに日本領であることから、現日本国政府は「領土問題は存在していない」との立場を取っている。

海保警備

現在、尖閣諸島周辺海域の安全や治安を確保するため、第十一管区海上保安本部により常時巡視船艇や航空機を配備することで領海警備が行なわれている。

所有者、管理者

島の土地

この島のうち、大正島は国有で、現在はアメリカ軍の射爆場となっている。だが、それ以外の島は民有地である。この民有地である4島、魚釣島、久場島、北小島、南小島を国(総務省)が借り上げることで、国が安定して管理・防衛できるようにしている。

4島の所有者は島の開拓者である古賀氏である。初代開拓者の古賀辰四郎の家系で、現在はその息子、埼玉県在住の実業家である古賀善次郎に継がれているとされる。善次郎は子宝に恵まれなかったとされ、また現在も存命かどうかさえ定かではない。

一説によれば今は、埼玉県在住の実業家が地権者だとされる。

灯台

尖閣諸島の灯台は二機で、魚釣島と北小島にある。いずれも、日本の政治団体、日本青年社(指定暴力団 住吉会系右翼団体)が建設したものとされている。

魚釣島の灯台は1988(昭和63)年に建設され、その後漁業関係者に譲渡されていた。2005(平成17)年2月に所有者より所有権放棄の意思が示されたことから、同灯台は民法の規定により国庫帰属財産となった(内閣府が拾得物として取得)。

その後、この灯台は海上保安庁に委ねられ、海保により「魚釣島灯台」 として管理されることとなった。

神社

2000(平成12)年4月22日: 日本の政治団体である日本青年社により、魚釣島に尖閣神社が建立された。祠のような形状とされている。

この神社の御祭神や御神体等は明らかでないが、周辺海域での航海の安全祈念を目的としているとされる。

この神社(祠)は、過去支那人の不法上陸の際に破壊されてしまったとされる。

日本人でも上陸はできない

このように尖閣諸島は、日本政府が所有者と使用契約を結んでいるだけであり、あくまでも「民有地」である。

従って、仮に日本国籍保有者でも遭難等の緊急時ではない限り、無断で上陸すると不法侵入で逮捕される。