南西諸島に属する琉球諸島のうちの北部、沖縄諸島にある島で、南西諸島中で最大の島。沖縄県の総人口の約90%がこの島に住む。
南北に細長い島で、北部は山原(ヤンバル)という森林が広がる。都市部は中部から南部にあり、人口の大半は都市部に集中している。この島に琉球王国が勃興する以前の三山時代は北から北山、中山、南山と三国があり、日本国沖縄県となった今も、この三国に由来する北部・中部・南部が地域の区分として用いられている。市部を除くと北部は国頭郡、中部は中頭郡、南部は島尻郡である。
近年になり那覇に沖縄都市モノレール(ゆいレール)が開通したが、それ以前は完全な車社会であり、車無しでは生活できない社会でもある。国道は国道58号と沖縄自動車道を中心に、国道329号、国道330号、国道331号、国道449号、国道505号、国道507号がある。
沖縄島北部の中心は名護市で、他に国頭郡国頭村、東村、大宜味村、今帰仁村、本部町、宜野座村、恩納村、金武町の計1市2町6村の自治体がある。
沖縄県中部の中心は沖縄市で、他の市にうるま市、宜野湾市、浦添市、郡部は北から順に中頭郡読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村、西原町の計4市3町3村の自治体がある。ちなみに沖縄県の県庁所在地は沖縄市ではない。
沖縄県南部の中心は那覇市で、県庁所在地でもある。他の市に豊見城市、糸満市、郡部は島尻郡南風原町、与那原町、大里村、佐敷町、知念村、玉城村、具志頭村、東風平町の計3市4町4村の自治体がある。
首里城で有名な首里は那覇市首里にある。また米軍基地として、200機近くの軍用機が常駐し極東最大の空軍基地として有名な嘉手納飛行場(かでな)は中頭郡嘉手納町を中心に隣接自治体に跨がり広大なエリアが確保されている。また有名な普天間飛行場(ふてんま)は宜野湾市にある。
民間機用の空港は那覇市の那覇空港(第二種空港)があるが、ここには航空自衛隊那覇基地と陸上自衛隊那覇駐屯地が併設されている。ちなみに沖縄島上空の官制権は嘉手納基地にあり、那覇空港付近も例外ではない。那覇空港に離発着する航空機が低空飛行するのも、その都合からである。
ちなみに、日本で11番目のラムサール条約に登録された湿地、漫湖は那覇市と豊見城市に跨がって存在し、漫湖公園は那覇市側にある。