TOICA

読み:トイカ
外語:TOICA: TOkai Ic CArd
品詞:商品名

JR東海非接触ICカードの愛称。ソニーが開発したFeliCaシステムを採用している。

カードの目的

2006(平成18)年11月25日より、名古屋エリア74駅にて導入を開始した、ICカード乗車券である。

効力などはJR東日本のSuicaとほぼ同等だが、在来線専用であり、TOICA定期券では特急券を別に買い足しても新幹線には乗れない。但し、EX-IC(エクスプレスIC)カードと併用してシームレスに新幹線に乗車することは可能。

「TOICA」はJR東海(東海旅客鉄道株式会社)の登録商標である。

沿革

  • 2006(平成18)年11月25日: 名古屋エリア74駅にてサービス開始
  • 2008(平成20)年3月1日: 静岡エリアにてサービス開始
  • 2008(平成20)年3月29日: 「Suica」および「ICOCA」対応エリアでの乗車利用に対応

マスコットキャラ

マスコットキャラは「ひよこ」であるが、特別な名前は付けられていないようである。

利用範囲

2008(平成20)年9月時点で、名古屋エリアと静岡エリアの各駅で利用できる。具体的な範囲は次のとおり。

  • 東海道線
    • 函南〜二川 (静岡エリア)
    • 二川〜関ヶ原 (名古屋エリア)
  • 中央線
    • 名古屋〜中津川 (名古屋エリア)
  • 関西線
    • 名古屋〜四日市 (名古屋エリア)
  • 武豊線
    • 大府〜武豊 (名古屋エリア)

この他、Suica対応エリア(首都圏、仙台、新潟エリア)、ICOCA対応エリア(近畿圏、岡山・広島エリア)で利用できる。

なお、名古屋エリアと静岡エリアは共に単一のTOICAエリアであるため、両エリアに跨っての利用が可能。

ただし、TOICAエリアとは異なるエリアに跨っての利用(例:TOICAエリアで入場して、首都圏エリアで出場する。)は出来ない。

ここで言う「利用」は、改札機の入出場や清算だけではなく、自動券売機での切符購入や、履歴表示・印字、入金(チャージ)も含む。つまり、入金はTOICA圏だけでなく、Suica圏やICOCA圏でも行なえる。

Suica圏での利用

2008(平成20)年3月29日から、Suica対応エリア(首都圏、仙台、新潟エリア)内での乗車利用に対応した。

但し、Suica電子マネーとしては利用出来ない。

なおPASMO圏では利用出来ない。SuicaはPASMO圏で利用出来るが、TOICAでは出来ないので注意が必要である。

ICOCA圏での利用

2008(平成20)年3月29日から、ICOCA対応エリア(近畿圏、岡山・広島エリア)内での乗車利用に対応した。

但し、ICOCA電子マネーとしては利用出来ない。

PiTaPa圏での利用

現在はPiTaPa圏では使えない。

但し、TOICAとPiTaPaは重ねて利用できるため、定期入れなどに両方を入れておけば、改札を通過できる。

利用方法

自動改札機の切符投入口の上部にセンサーが取り付けられており、このセンサーにカードをタッチするだけで改札機を通る事ができる。

JR東海には、JR東日本のイオカードのようなストアードフェアカードが存在せず、延々とオレンジカードのみを使ってきたが、TOICAによって切符なしでの乗車が可能となった。

種類

大別して、次の2種類が発売されている。

  • TOICA
  • TOICA定期券

また、12歳未満が利用できる小児用もある。

利点

ICカードならではの特徴として、使い捨てでは無い点がある。TOICAでは、上限2万円まで、自動精算機や自動券売機などで繰り返して何度でもチャージして利用する事ができる(但し一回のチャージは最大1万円まで)。

また、ICOCA定期券ではICOCAと機能が融合しているため、定期区間外への乗り越しや、区間外からの乗車の場合でも(チャージ残金が足りれば)自動で精算が完了するので、精算機などの精算や切符の購入が不要となる。