ダイオード

読み:ダイオード
外語:diode , diod/o エスペラント
発音:dáioud
品詞:名詞

一方向にしか電流を流さない電子部品のこと。アーク素子の一つ。

p型半導体n型半導体を接合したとき、p側に+、n側に-の電圧を加えたときにしか電流を流さない特徴を利用している。

ダイオードの回路記号
ダイオードの回路記号

交流から直流を得たり、高周波から低周波成分を取り出す検波(復調)などのアナログ部品や、論理和回路(OR論理回路)、ダイオードマトリクスなどのディジタル回路などに利用されているほか、温度センサ等としても利用されている。また電流を流すと光を出す "発光ダイオード" や、レーザーを出力し光ディスク装置に使われる "レーザーダイオード" も多く利用されている。光を受けると電流が流れる "フォトダイオード" というものもあり、これは "フォトトランジスタ" の増幅機能が無い電子部品である。

逆方向に電圧をかけると一定の電圧(電流が変化しても電圧変化が小さい)を出力するのは "ツェナーダイオード" で、定電圧回路などに利用されている。しかしツェナーダイオードはオーディオマニアからはノイズが多いことから嫌われ、実際にノイズ源として使われることもある。そのため自作のオーディオマニアは発光ダイオード等の順方向の定電圧特性のものを利用する。発光ダイオードは約2Vの順方向電圧低下となる。

また、かつて "ゲルマニウムラジオ" の前に "鉱石ラジオ" というのがあり、検波(復調)には点接触ダイオードが使われていた。立ち上がり特性の違いから検波等にはゲルマニウムが多用される。シリコンでは0.7V程度からとなるが、ショットキーダイオードなどでは0.4V程度から立ち上がる。

真空管の二極管も、かつてはダイオードと呼ばれていた。