ATOK

読み:エイトック
外語:ATOK: Advanced Technology Of Kana-Kanji Transfer
品詞:商品名,@道具

変換精度が良いことで有名な日本語入力システムの商品名。

ジャストシステムの製品で、日本語対応パソコンの黎明期、JX-WORD太郎に添付されて世に登場して以来、常に時代をリードしてきた日本語変換システムである。当初はKTISと呼ばれており、バージョン3から現在のATOKという名になった。今では標準として確立されている基本的な日本語の入力方法の大半がATOKによりもたらされたと言っても過言ではない。

MS-DOS用のATOK7までは変換効率や学習性能にやや難があり嫌う向きも多かったが、ATOK8からは業界初のメガバイトサイズの超巨大変換辞書を搭載することで、他の追随を許さないほどの性能に変貌した。また変換速度も飛び抜けて高速である。この変換性能については、現在も他の追従を許していない。この頃のバージョンは、MS-DOS版やMicrosoft Windows版はフロッピーディスク5枚組みだったが、Hi-UX版はフロプティカルディスク1枚だった。

Windows用のATOKは、"いれたてのおちゃ" を正しく "入れたてのお茶" と変換できるというのが売り文句で、更に、多くの日本語変換システムでは"ガイドが天上する" ところを、ATOKでは正しく "ガイトが添乗する" と変換できるのも自慢である。ただし、"今日出します" という様な口語体まで変換できるとは限らない。納期に遅れたら殴られるかもしれない。このCMが流れた頃のATOKは "入れた手の熱いお茶" は正確に変換できなかったようだ。

このソフトウェアはワードプロセッサ一太郎の人気の影響もあって一般にも絶大な人気を誇っており、何を差し置いてもまずATOKというユーザも多い。逆にMS-DOS時代の性能の低さに悩まされた覚えのあるユーザにはアンチATOKという人も少なからずいる。

MS-DOS、Windows、Windows CEMacintosh、Sun SolarisLinux用などがリリースされている。

公式には "エイトック" と読み、フルスペルはAdvanced Technology OfKana-kanji transferであると言われているが、一部筋からは、ATOKは "Awa TOKushima" や、"Ank TO Kanji" の略であると言われている。

ジャストシステムによる ATOKのフルスペル