2ちゃんねる

読み:にチャンネル
外語:2ch 英語
品詞:団体組織名

日本最大の掲示板サイト。

規模

数え切れないほど多岐にわたるジャンルで専門の掲示板が用意され、様々な発言が交わされている。

掲示板は、2009(平成21)年3月31日現在で約780板が確認されている。

ここはスラングも多く、一般の人にはついて行き難い雰囲気を持つ。

持ち主

日本最大のサイトであるが、一応は西村博之こと「ひろゆき」の個人サイトだった。

一説ではひろゆきが「管理人」だとされ、何か問題が起こると彼を相手取って訴訟を起こす者が頻発したが、実際には彼は2ちゃんねるの管理はしてはいない。従って、2ちゃんねるというのは、管理人不在の巨大掲示板だった。ひろゆきは、単なる開祖であり、今ではただの「飾り」である。

運営は2ちゃんねるを愛する者らによるボランティアが主で、サーバーや通信回線などは、ひろゆきや交友関係らが経営するIT企業各社によって維持されている。

ちなみに、この会社はアメリカにあり、日本政府の影響が及ばない。

2009(平成21)年1月2日、シンガポールの「PACKET MONSTER INC.」という法人に譲渡したことを、ひろゆきは本人のブログ内で報告した。

功績

かつて、日本人に情報を配信できる力を持つのはマスコミだけだった。しかし好き放題書ける掲示板が日本に誕生したことで、闇の時代が終わることになった。

検閲され、特定の層に不都合な情報は隠蔽され、あるいは改竄され、捏造されて日本人に渡されていた情報は、この掲示板誕生以降はありのままの姿で世間に広まることになったのである。

その一方で、この伝播力を悪用し、やはり嘘を広めようとする者も現われるが、もって「嘘を嘘と見抜けないと難しい」という情報リテラシーの大切さも同時に日本人に教えることになった。

敷居

最初は恐い印象があるようで、敷居も高い。

何しろ実際にアクセスしてみて、実際にスレを読んでみても、皆言葉は悪いは意味不明な用語ばかり使うは、全く異次元の世界だからである。しかし慣れてくると、ここほどに良い情報源は他に無いことも分かり、安住してしまうことになる。そうなると無事に「2ちゃんねらー」の仲間入りとなる。

歴史

1999(平成11)年5月30日に開設されてから10年以上。

今も昔も、レスの内容は大して変わらない。メンツは、昔はサヨクが多かった(そもそも開祖の西村博之自身、当時はサヨクであった)が、徐々に平均的な人々も増えてきた。変化と言えば、そのくらいである。

会話の質は今も昔も変わらないが、AAの技術だけは飛躍的に向上した。

仮面舞踏会

現在は投稿者のIPアドレス等が記録されており匿名ではないが、投稿に際して実名を名乗る必要はない。

一般的な掲示板ではハンドルという仮名を名乗り個人を識別するが、2ちゃんねるでは、それさえもない。名前を記入しなければ、どこの誰かも分からない「名無しさん」である。

犯罪(脅迫、名誉毀損など)や荒らし行為さえなければIPアドレスが開示されることもなく、事実上の匿名とも言え、それゆえに暴言や身勝手な批判、中傷、罵詈雑言なども多い。

各種の事件に真っ先に反応し過激な内容で火に油を注ぐような真似も多発するが、気兼ね無く本音を語り合える場所でもある。

行きすぎた内容は削除され、時には逮捕もされる(脅迫はご法度)が、ある程度までは許容される。

マイナーな趣味を持つ者が、互いを知らぬままで熱く語り合える場所はさほど多くないが、2ちゃんねるはそのような場所の一つである。

攻撃される2ちゃんねると利点

2ちゃんねるは、様々な攻撃に晒されている。新聞など、既存のマスメディアにも、露骨な攻撃記事が掲載される。

2ちゃんねるが攻撃されるのは、それだけ影響力が増して来たと言うことである。その2ちゃんねるの中身、つまり個々のレスは、上述のように良し悪しであるが。

このような2ちゃんねるだが、偏向や捏造も含め、様々な人々の意見がそのまま見聞き出来る、という点が、最大の利点である。既存のマスコミであると、どうしても論調が当たり障り無いものとなり、更に一方的・一面的となってしまうからである。

雰囲気

2ちゃんねるには数百の掲示板があるが、各掲示板それぞれに独特の雰囲気がある。

換言すれば、一つ2ちゃんねると言っても板やスレッドにより雰囲気は全く違うということである。

掲示板やスレッドに興味を持った時は、いきなり投稿せず暫く様子を見たりする方が、余計な摩擦を産まずに済むだろう。同じ2ちゃんねるでも、ある板でのルールが、別の板で通じるとは限らないのである。

マナー

ここにはマナーもモラルもないと言う者もいるが、最低限のマナーは守られているようである。

それなりの自治は存在し、ルールを守れない者には「厨うぜえ」、「空気嫁」、「放置」、「半年ROMってろ」などとレスされるからである。

誹謗中傷と対応

これまでの例を見るに、2ちゃんねるで誹謗中傷を受けるのは、次のような例がある。

  • 私怨
  • 厨房晒し上げ
  • (様々な意味での)人気者に対する妬み

個人のブログや日記が晒されると、あまり面白くない事も起こる。このような時には華麗にスルーしないと攻撃が激化し、更に酷い目にあうのが通例である。

あまりにも酷い場合は訴訟という選択を取ることになる。但し、その時には2ちゃんねるのニュース系の板で取り上げられ祭りとなるので、それも覚悟せねばならない。

よく、ひろゆき、或いは2ちゃんねるに対して訴訟を起こす者がいるが、あまり意味がない。ひろゆきは絶対に出廷しないし、民事で100%勝訴できると言っても、ひろゆきは鐚銭一文も払わない。これでは何の解決にもならないからである。

最も効果的と考えられるのは、「書き込み者を、被疑者不詳のまま名誉棄損で刑事告発」することである。どのタイミングになるのかは不明だが、裁判所の裁定によって2ちゃんねるは書き込みをした者のIPアドレス等を警察等に対して渡すことになるだろう。

ここから判断されるISP等より書き込み者は特定され、もって本人に適切な対処をなすことができると考えられる。

タイーホ

2ちゃんねる初の逮捕者は、2000(平成12)年5月3日佐賀バスジャック事件を犯した、ネオむぎ茶である。

2ちゃんねるから発生した(?)、初めての殺人犯でもある。

キャップ機能

キャップ機能とは、特別なパスワードを付けることで名前の横に★などの記号が付く機能である。パスワードの入力を誤り、パスワードを漏らすことをキャップ漏れという。

キャップ漏れ第一号は「環境破壊ちゃん ★」である。

またニュース速報+板などの+板では記者キャップと呼ばれる専用のキャップが必要で、この場合は名前の横に「φ」が表示される。ニュース速報+板で初めてスレッドを立てたのは、「キャベツ太郎φ ★」であった。

「ハッキング」から「今晩のおかず」まで

2ちゃんねるには

「ハッキング」から「今晩のおかず」までを手広くカバーする巨大掲示板群『2ちゃんねる』へようこそ!

と、書かれている。

「ハッキング」とは、正しくはクラックやクラッキングと呼ばれる行為のことで、悪いことである。

「今晩のおかず」とは、夕食で食べるおかずのメニューの事であり、他意はないとされる。